2024年02月16日 加湿器BLOG
臭気判定士って何?国家資格なの?取得難易度は?
どうも編集長の中村です。
弊社は業務用加湿器「うるおリッチ」がメインの製品ブランドとなっているため、よく加湿器のメーカーだと思われています。
実際には環境関連機器という、みなさんには聞きなじみのない機械を製造しているメーカーです。
主にオゾン関連製品の取り扱いをしており、その中の一部で脱臭装置の製造をしています。
そういったところから、弊社には表題にもある臭気判定士という資格をもった社員が10名以上います。
一般の方には聞きなじみのないこの臭気判定士ですが、いったいどのような資格なのでしょうか?
臭気判定士とは??
「悪臭防止法」に基づいて創設された国家資格になります。
いや、全然ピンとこないという方がほとんどだと思います。
むしろ字面から来るイメージとしては、とても嗅覚に優れており、
どんなにおいもかぎ分けられそうな人といったイメージがわきませんか?
これは臭気判定士あるあるの一つで、一般の方に臭気判定士の資格を持っているという話をすると
必ず、「鼻がいいんですか?」と聞かれることがあります。
ところが、そういうわけではないんですね。
簡単に説明すると悪臭防止法という法律によって、工場や事業場から排出される悪臭が規制されています。
その悪臭が決められた数値を守れているか確認するために、においを測定して数値化する(臭気指数と言う)のが臭気判定士の役割です。においを採取、試験の実施、結果の数値化を行い判定する資格ですね。
ちなみに受験資格は18歳以上という事だけですので、どなたでも挑戦できます。
毎年11月に1回筆記試験があり、合格率は35%程度のようです。
筆記試験と別途行われる嗅覚検査に合格すると、晴れて臭気判定士資格ゲットとなります。
国家資格を1つでもいいから取得してみたい!という方はぜひ挑戦されてみてはいかがでしょうか?