2024年05月24日 加湿器BLOG
台風の名前の付け方を知っていますか?
どうも編集長の中村です。
台風の発生予測が出されましたね。
このまま発生した場合は2024年になって初の台風ということで台風1号になります。
さて、本題の台風の名前についてです。
以前も少し台風の名前について加湿器ブログ内で触れた事がありますが、詳しく知りたい!というお声を頂きましたので丁寧に説明しますね。
台風の名前の歴史
1999年まではアメリカ軍による英名が使用されていましたが、2000年1月1日からアジア名が使用されています。
このアジア名は加盟国14の国・領域が、1つの国・領域につき10個まで名前を提案できることから、14×10で合計140個存在します。
英名からアジア名に変更された経緯としては、台風の影響を受けるアジアの人々にとって馴染みの深い言葉のほうが、
防災意識が向上するのではないかという理由からだそうです。
台風の名前の付け方
この140個のアジア名をカンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア連邦、フィリピン、韓国、タイ、アメリカ、ベトナムの順番で繰り返していきます。
例えば2023年最後の台風の名前はジェラワットです。命名国はマレーシアで淡水魚の名前になります。
マレーシアの次は上にも記載したように、ミクロネシア連邦になりますので、次の名前はミクロネシア連邦が命名した「イーウィニャ」になります。
これは嵐の神という意味があるようです。
仮に冒頭の台風が観測され2024年台風1号となった場合は「イーウィニャ」になります。
140個のリストを順番にこなしていき、最後まで行くとまた一番最初からになります。
台風はおおよそ年間で25個程度発生していますので、5~6年程度で一周することになりますね。
以上、台風の名前の付け方をお送りしました。