更新日:2023.10.26 公開日:2014.02.19 身近な湿度のおはなし

日本は砂漠より乾燥している?!

東京の冬は年々乾燥してきていることをご存知でしょうか?
気象庁の観測データによると、年間の平均湿度は、1876年で「78%」でしたが、
2021年では「69%」まで下がっています。

下の「東京都の相対湿度月別比較表」を見ると、
11月ごろから翌5月にかけて最小湿度は10~20%台が多く、
日本は冬~春にかけて湿度が低くなる傾向があります。
砂漠の平均湿度は20~25%程のため、東京の冬は砂漠より乾燥しているとも言えます!

乾燥は、お肌のカサつきや静電気を起こしやすくするだけでなく、
風邪や新型コロナ、インフルエンザなどのウィルスが体内に入りやすくなります。
特に、エアコンの使用で室内はかなりの乾燥状態になるため、
加湿器を使用するなどして乾燥対策を行っていきましょう。

日本のほかの地域の湿度が気になる方は、
都道府県別 年平均相対湿度ランキング」の記事も、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

参考文献気象庁 気象統計情報のホームページより

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