
更新日:2024.11.26 公開日:2017.01.19 身近な湿度のおはなし
インフルエンザ・今年の流行状況
例年、流行時期や流行の型が異なるインフルエンザですが、2024年度の流行についてお届けいたします。
季節性インフルエンザのウイルスには、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型、2系統のB型の4つの種類があります。流行しやすい年齢層は、ウイルスの型によって多少異なりますが、昨シーズンは新型コロナの影響で、インフルエンザの流行が少なかったことから、抗体の保有割合が全年齢で低い傾向があります。そのため、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。
2024年11月8日、1医療機関あたりの患者報告数が1.04となり、例年よりやや早いペースで流行シーズン入りしました。さらに、秋ごろから流行しやすいRSウイルス感染症も、今年は早くから流行しています。インフルエンザとともに、RSウイルス感染症・新型コロナウイルスも同時流行する可能性があり、注意が必要です。
インフルエンザ対策にはうがい、手洗い、ワクチン接種などが有効とされていますが、ある一定以上の湿度を保つことも重要視されています。
G.J.Harperの論文では温度20℃で湿度20%に保った時の6時間後生存率は60%、同温度で湿度を50%に保った場合の生存率は5%になったとのことです。
厚生労働省からもインフルエンザ対策に適度な湿度の保持が推奨されています。
新型コロナウイルスについても、年末にかけて再び感染が広がる可能性があると言われており、インフルエンザとの同時流行も懸念されています。
インフルエンザの重症化を防ぐためにもワクチンを接種をしたり、罹患リスクを下げるうがい手洗い、マスクの着用、加湿器での乾燥対策をしっかりととり、快適に冬場を過ごしたいですね。