更新日:2024.11.12 公開日:2018.01.30 身近な湿度のおはなし

知っておきたいインフルエンザの種類と流行時期

寒くなり乾燥が進む時期から、毎年流行するインフルエンザですが、
本日はそんなインフルエンザについてお届けいたします。

インフルエンザと一口に言っても型により流行の時期、症状に違いがあります。
一般的にはA型、B型、C型の3種類になります。

各種の特徴は下記の通りになります。
・A型 
他の型と比べ症状が激しく、世界的にも流行しやすい型となります。その理由としてウイルスがどんどん進化し続けるため、
今まで獲得した免疫が機能しにくくなることにあります。100通り以上の亜型があり、有名なものですと「H3N2」、「H1N1pdm09」などになります。
流行期間は12月~1月。

・B型 
A型と違い高熱が出ないケースもあり、腹痛や下痢といった胃腸症状がでることもあります。またA型との違いは他にもあり、
発熱がだらだらと続き、完治までに長期化する場合もあります。
流行期間は1月~3月

・C型
A型、B型に比べ感染力が弱く、症状としても軽度ですむことが多いです。A型のように変異しないため、
一度感染すると二度目以降は抗体によりさらに軽度ですむようです。
またどの期間でも感染する可能性があるため、通年性インフルエンザとも呼ばれています。

型によって流行タイミングが様々ではありますが、基本的には冬の時期に流行するインフルエンザですが、なぜ冬の時期に流行するのでしょう?

もちろん一要因として、冬は乾燥するため、インフルエンザウイルスが伝播しやすいということはあるようですが、実のところよく分かっていないそうです。

インフルエンザの流行シーズン入りのニュースをきっかけに
予防に効果的な、湿度を上げる、手洗いの徹底など、出来ることから対策をはじめたいですね。

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