更新日:2023.01.06 公開日:2018.11.02 身近な湿度のおはなし
キレイに紅葉するためには湿度が必要?
気温もずいぶん下がり、秋が深まってきましたね。
テレビや雑誌などでも紅葉について続々と情報が出てきています。
紅葉の見ごろは9月~11月の気温が低いと早まり、高いと遅くなるそうで、
今年は、東日本では平年より気温がやや高めだったようで見ごろは少し遅くなり、
西日本では平年並みの気温だったので見ごろも平年並みとなる予想です。
紅葉は1日の最低気温が8℃以下になると始まり、
5~6℃以下になるとぐっと進むと言われています。
キレイに紅葉するためには
「昼夜の気温差が大きいこと」「夏から秋にかけての日照時間が長いこと」の条件が必要だそうですが、
これに加えて「適度な湿度があり葉が乾燥しないこと」というのも条件に含まれているそうです。
乾燥しすぎると紅葉前に葉が枯れてしまうため、
適度に湿度が含まれた空気が必要になります。
これらの条件のことを考えると、
川や池の近くに紅葉の名所が多いのも納得できますね。
東北や関東・甲信地方では見ごろを迎えているところもあるようですが、
まだまだ色づき始めのところが多そうです。
夏の気温が高く雨量が多い年は、特にきれいな紅葉が見れるそうなので、
今年の紅葉は期待できるかもしれません。
日本気象協会からも全国の紅葉の見ごろ情報が出ていますので、
お出かけの参考にしてみてくださいね。