公開日:2023.12.20 身近な湿度のおはなし
冬場のオフィスが乾燥する理由
冬場は、オフィスの乾燥が気になる方が多いと思います。
どうしてオフィスは乾燥するのか、その要因を考えてみましょう。
■エアコンによって乾燥している
暖房を使用すると、室内の湿度が下がります。
使用前の室内の空気は、外の空気とほとんど同じで温度が低く、絶対湿度(空気中の水分量)も少ない空気です。
その空気をエアコンで暖めると、温度は高くなりますが、絶対湿度は同じままです。
湿度が高くなるということは、その空気が含むことができる飽和水蒸気量は多くなりますが、
水分量は外気と変わらないため、割合を表す相対湿度は低くなります。
そうなると、人の肌やのど等で乾燥を感じるのです。
--TIP!--
実は、相対湿度を上げることができれば、体感温度も上がることが分かっています。
エアコンの設定温度を上げる前に、加湿をしてみてください。さらなる乾燥を防止できるかもしれません。
■使用している加湿器の加湿量が足りていない
その加湿器の「加湿量」はどのくらいありますか?
業務用加湿器の「うるおリッチ」は、1時間あたり2.3Lの加湿量がありますが、
小さな加湿器だと最大でも1L以下しか出ないという装置も多くあります。
家庭で使うには十分ですが、広いオフィスで使うには足りませんよね。
また、外気温が低いと加湿量はもっと必要になります。
例えば、11月には相対湿度40%以上を保てていた加湿器が、
1月になって気温がさらに下がると、40%を超えることができなくなる、という現象が起こることがあります。
--TIP!--
うちのオフィスはどのくらい加湿量があればいいの?と思った方は、ぜひ必要加湿量を調べてみてください。
うるおLaboの記事「必要加湿量の求め方」でご紹介しています。
必要加湿量に合わせて加湿器の選定を行うことが大切ですが、
そうは言っても、難しいと感じる方が多いと思います。そんな時はプロに相談するのもおすすめです!
■給水タンクの水切れ
必要加湿量を確認して、それに合わせた台数の加湿器を置いているのに、
いつもタンクの水が切れている。というケースもあります。
例えば、タンクの容量が5〜6Lで加湿能力が0.9Lだとすると、5.5〜6.5時間稼働すると、タンクは空になります。
この場合、始業前に給水するとお昼頃には無くなってしまいますが、
そのまま給水を忘れたままになっていて、実際は加湿ができていないということが起こります。
--TIP!--
せっかく加湿器を導入したものの、きちんと稼働できていなかった!ということがないように、
加湿器を選ぶ際には、タンク容量と1日の給水回数を確認しましょう。
また、加湿器のお手入れを怠っていると、十分な加湿量が出なくなっている可能性もあります。
加湿器の種類によって必要なお手入れや頻度が異なるため、こちらも導入前に確認し、お手入れ人員を確保できるか検討しましょう。
いかがでしたでしょうか?みなさんのオフィスの乾燥の原因は見つかりましたか?
原因が分かったところで、
オフィスで使用する加湿器を検討される方には、業務用加湿器「うるおリッチ」をおすすめいたします。
・最大150平米までをカバーできる安心の加湿量
・給水タンクは大容量20L
・自動クリーニング機能付きで面倒なお手入れ不要
みなさんのオフィスに合わせた乾燥対策を行い、乾燥する冬でも快適なオフィス環境を整えてくださいね!